レジンや樹脂粘土でアクセサリーなど作品を作る際の使う道具に、
「シリコンモールド」と言うものがあります。
100円ショップでも種類豊富に売られています。
今回はシリコンモールドの使い方と、ちょっとしたコツ。
クリーナーなどの、モールドと合わせて揃えたいアイテムについてのお話です。
モールドとは何か
UVレジンや樹脂粘土などの型取りに使うもの。
UVレジンではポリロピレン製、ポリエステル製、シリコーン製の
紫外線を通す半透明のものを使います。
シリコンモールドを使うのは、型が柔らかいので硬化したあとに取り出しやすい。
ネットショップなどで調べる時は
「シリコンモールド」と検索するとたくさんヒットします。
バレンタインでチョコを作る際によく使われる、お菓子用のモールドも使えるらしいのですが、
モールドが透明でないものが多いので、パーツを封入したり、色付きのものを扱うときは作りづらいかと思います。
シリコンモールドの使い方とポイント
シリコンモールドの使い方について、レジンと樹脂粘土で説明します。
UVレジンの型取り
UVレジンでの使い方をまずはざっくり説明。
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1型にレジン液、を入れる
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2硬化する
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3型から取り出す
特別難しいことはありませんが、
ツートンやラメなどの封入、色付きレジン・・・
などによって作業が追加されます。
ココに注意
- 一気に作り上げない!「レジン流し込む→硬化」2,3回に分けてやる。
- 取り出す時はモールドを冷ましてから!
- 取り出す際、レジンクリーナーを流し込むと取り出しやすい。
オススメアイテム!
掃除や、取り出す際に使えるので、シリコンモールドを購入する際は一緒に、
レジンクリーナーも購入することをオススメします。
100円ショップでも売っていますが、
- モールドの掃除
- 調色パレットの掃除
- 筆、へら、マットの掃除
などなど、
クリーナーは使用頻度が非常に高い!
大きめを買って損はないです。
粘土の型取り
樹脂粘土などの型取りは
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1型に粘土を入れる
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2形成して余分な粘土を取る
こちらも難しくはないのですが、
取り出す際はとてもシビアです!
オススメアイテム!
樹脂粘土をモールドで使う際の必需品が、
モールドオイル。
型を取る前にモールドに薄くオイルを塗ります。
塗らないとモールドに粘土が張り付いて剥がれてしまい形が崩れます。
それを防ぐためにオイルを塗った方が安全。
モールドは消耗品である。
モールドはいつまでも使えるわけではありません。
UVレジンでは紫外線を当てているので劣化します。
と言っても使用頻度によりますし、10回使って終わりとかそこまで短くもありません。
モールドも生産終了がありますし、劣化して使えなくなった時のためにお気に入りのモールドを見つけたら、予備で購入する人もいます。
100円ショップのモールドは使える?
100円のシリコンモールドでも十分に使えます!
PADICO製のシリコンモールドも使っているのですが、
くらべてみてここが気になりました。
ココに注意
- モールドの透明度が低く、表面が見えづらい。封入パーツを使った時など確認しづらい。
- モールドが柔らかいので樹脂粘土は取り出しにくい(剥がしにくい)
オリジナルの型を作る。
市販の型に飽きたら「おゆまるくん」などのプラスティック粘土で、オリジナルの型を作ることも出来ます。
使い方は80度以上のお湯(熱湯)を、おゆまるくんに注ぎ三分ほど待つと柔らかくなります。
柔らかくなったら、箸などですくいティッシュなで表面の水気を拭き、冷える前に形にしていきます。
やけどには注意!
ちなみにこの「おゆまるくん」でもアクセサリーパーツ、ミニチュアフィギュアなどが作れます。