私はプラ板でアクセサリーやアクリルスタンド、キーホルダーなど色々つくるのですが、
作るもの、大きさによって、厚みやサイズを選んでいます。
今回は自分が試したプラ板の使用感含め、プラ板の選び方をまとめてみました。
プラ板の厚みやサイズ
プラ板の選び方ですが、厚みとサイズで選びます。
上記のプラバンは100円ショップのSeriaでも取り扱いがありますが、
厚みは 0.4mm/0.3mm/0.2mm の3種あります。
サイズはA4/B5/B6サイズなどあります。
私が今まで作成した中で、一番作っている厚さは0.3mm
0.4mmはアクリルスタンドを作る際に使用しています。
0.2mmだと小さいものを作成する時はいいのですが、大きめなものを作るとき、焼いてる最中にプラバン同士がくっついてしまったり、歪んでしまったりと、大きい作品を作るのが難しかったです。
ピアスなどのアクセサリーで、レジンなどコーティングする場合はその分の厚みも考えましょう。
あと、色塗りに最適な半透明のフロストタイプをよく使用します。(写真手前)
ポスカや色鉛筆などは、透明なプラバンの上では色を弾いてしまったり、塗りにくいのです。
透明なプラバンの場合にはヤスリで削ると色の乗りがよくなるのですが、フロストタイプはつや消しタイプなので、ヤスリをかける手間が省けます。
コスパ的にも人気なので、Seriaでも売り切れている場合があります。
私はこのように大量に作成するときがあるので売り切れは困るのです。
買いに行く手間を省いたり、枚数が欲しい方はネットでの購入もできます。
(ネットの方が安かった)
プリンター対応のプラ板
インクジェットプリンター対応のプラ版もあります。
自宅のプリンターで作成したのですが、色塗るより簡単で綺麗に作れました。
線画と色塗りの手間、失敗を省けるのがいい。
出来上がりもキレイだったので、今後も使いたいと思ってます。
このままコーティングしなくても使えると思うぐらい出来に満足しました。
デメリットはインクの消耗ぐらいでしょうか。
あとサイズは、はがきサイズが多いので、大きい作品は作れないですね。
あと注意が必要なのですが、印刷なので色をCMYKに対応すること。
印刷を考えずRGBカラーで色を塗って印刷すると、PCのモニターで見た色と違うのです。
RGBとはテレビやパソコンのディスプレイなど画面上で使う発色方式
CMYKは紙などの印刷物に使う発色方式
グラフィックソフトに設定があるので、CMYKで印刷できるよう設定します。
色つきのプラ板もある。
プラ板は透明、半透明だけでなく黒や白もあります。
例えば、黒いプラバンは白ラインを活かしたアクセサリー作りで使ったことがあります。
暗いとこで光る夜光タイプのプラ板もあります。
プラ板の表面にかけるヤスリは何番?
先程紹介したフロストタイプがない場合は、
透明のプラ板にヤスリをかけることで色乗りをよくすることができます。
気を付けるのはヤスリの番号
爪磨きにも粗い面とキメが細かい面がありますが、粗いヤスリで削るのは傷をつけるような状態になります。(線が残る)
プラ板の表面にかけるヤスリの番号は200番〜400番台
プラモデルで使っていたのもあるんですが、TAMIYAの紙ヤスリが好きです。
焼いた後、形を整える時にも使ってます。
「フィニッシングペーパー」で検索すると出てきます。
プラ板にヤスリをかける時は、
力まず優しくかけてあげるとヤスリのムラを防いだり、色塗りもやりやすくなります。
私は円を描くようにヤスリをかけています。
焼いたあとの側面を整えるのは少々粗いヤスリでも大丈夫です。
100円ショップでも3種類ぐらいセットになって売っています。
ネイル用のスティックタイプも使えると思いますが、サイズが大きいとかけづらいかなと思います。
プラ板全面にヤスリをかけるのではなく、半々で透明な部分と半透明の部分を作ってもおもしろいと思います。
まとめ
プラ板の選び方としては「何を作るか」によります。
それぞれに焼く時間や温度なども書いてありますが、あらかじめトースターを温めない、温めるでも時間は変わりますので、
試作品を試すことをお勧めします。
線画や色塗りについてはこちらの記事でもまとめていますので、参考にしてください。
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